金価格はなぜ急騰しているのか — 3つのチャートで読み解く【#MoM2026 Week5】

金価格はなぜ急騰しているのか — 3つのチャートで読み解く【#MoM2026 Week5】

金価格はなぜ急騰しているのか — 3つのチャートで読み解く【#MoM2026 Week5】

公開日: 2026-04-05
カテゴリ: MakeoverMonday

今週のお題

MakeoverMonday 2026 Week 5 のデータテーマは「Gold Prices(金価格)」。2007年から現在にかけての金の四半期別終値(Close Kg)データを可視化する課題です。

金価格は2020年代に入り急加速しており、特に2023年以降は歴史的な高値更新が続いています。単なる価格推移を見せるだけでなく、「どの角度から見るか」によって異なる発見があるというストーリーを伝えることを意識してダッシュボードを設計しました。

作成したダッシュボード

Tableau Public で見る

工夫した点・こだわり

パラメータで3種類のチャートを切り替える

このダッシュボード最大のポイントは、「Select Chart type」パラメータで3つの異なるビューを切り替えられる点です。

チャートタイプ 見えてくるもの
Difference from previous value 前四半期比の増減(急騰・急落のタイミング)
Moving Average トレンドの方向性(12四半期MAとの乖離)
High-Low-Close Chart 四半期内のボラティリティの変化

「差分」では2025年以降に+17,666という過去最大の四半期増加が目立ちます。「移動平均」では実際の価格が12期MAを大きく上抜けている様子が一目瞭然。「HLC」では近年ほど値動きの幅が拡大していることがわかります。

ダークテーマ×ゴールドカラーで世界観を演出

黒背景に金・黄色を基調としたカラーリングは、金価格というテーマと直結したデザインです。差分バーの色はダイバージングカラー(正値=オレンジ、負値=ブルー)を使い、上昇・下落が直感的に読める設計にしました。

「Select Date Time Frame」で粒度も変更可能

四半期固定ではなく月次・年次でも同じチャートを確認できるよう、日付粒度パラメータも追加しています。

使ったTableauの技術・Tips

4つのパラメータで操作性を設計

このダッシュボードには4つのパラメータが設定されています。

パラメータ 役割
Select Date Time Frame 日付粒度(Quarter/Month等)を切替
Show Last X? 表示する期間数を絞り込み(デフォルト36期)
Moving Average Selector 移動平均の期間数を選択(デフォルト12)
Select Chart type チャートタイプを切替(0=MA / 1=HLC / 2=差分)

フラグ計算フィールドでチャートを切り替える

チャートタイプの切替は、IF文ではなくフラグ計算フィールドで実現しています。

// f.Moving Average(Select Chart type = 0 のとき True)
[パラメーター 4] = 0

// f.High-Low=close chart(Select Chart type = 1 のとき True)
[パラメーター 4] = 1

// f.Difference from previous value(Select Chart type = 2 のとき True)
[パラメーター 4] = 2

各シートをこのフラグでフィルタリングし、該当チャートのみ表示する構造です。1つの計算フィールドで分岐させるより、シートを分けてフラグで制御するほうが保守しやすくなります。

日付粒度をパラメータで動的に切替

// c.selected Date Frame
date(datetrunc([パラメーター 1], [date]))

DATETRUNC() にパラメータを渡すことで、Quarter/Month/Yearを1つの軸フィールドで表現できます。軸を入れ替えずに粒度が変わる、スマートな設計です。

移動平均はウィンドウ計算で実現

// Moving Average Close Kg
WINDOW_AVG(avg([close_kg]), -[パラメーター 3], 0)

ウィンドウの左端を -[Moving Average Selector] にすることで、パラメータ変更と同時に移動平均の期間も変わります。

差分はテーブル計算の「前の値との差」

前期比の差分は計算フィールドではなく、Tableauのテーブル計算(差分・相対)を利用しています。「クイックテーブル計算 → 前の値との差異」で設定でき、日付粒度パラメータの切替にも自動で追随します。

High-Low はシンプルな差分フィールド

// High -Low
[high_kg] - [low_kg]

HLCチャートのバー高さは単純な引き算。high_kglow_kg を別々に配置し、Ganttバーで四半期の値幅を表現しています。

学び・振り返り

パラメータで複数チャートを切り替える設計は、1つのダッシュボードで多様な分析ニーズに応えるという観点で非常に強力です。一方で、チャートごとに軸スケールが大きく変わるため、ユーザーが混乱しないよう軸タイトルと凡例の更新を忘れないことが重要だと改めて確認しました。

また、金価格というリアルタイムなデータテーマを扱うことで、ダッシュボードに「今起きていること」を語る力が加わると感じました。データビジュアライゼーションは数字を見せるだけでなく、その背景にあるストーリーを伝えるものだという原点を意識したWeekでした。


Tableau Public プロフィール: https://public.tableau.com/app/profile/tamaball38175/vizzes


⚠️ 注記: この記事はAIを活用して生成されています。内容に誤りが含まれる可能性があります。技術的な詳細については公式ドキュメントも合わせてご確認ください。

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