【WoW解説】Connected Scatterplots_2024w30
WorkoutWednesday 2024 Week24の取り組み解説になります!
今回のテーマは
Connected Scatterplots(つながった散布図)
というものです。
散布図はさまざまなシーン、特に2つの変数の関係を表現する際によく使われるチャートです。
私自身もよく使用する表現なので、その応用的な使い方に期待が膨らみます。
つながった散布図とはどういったチャートなのでしょうか?
テーマ概要は以下の記載の内容になります。
- テーマ:Connected Scatterplots(つながった散布図)
- 引用 https://public.tableau.com/app/profile/hipstervizninja/viz/WOW202430ConnectedScatterplots/Thisistheone
- 要件:
- サイズ: 700×800
- 選択した年の各国の出生率と平均寿命を示す散布図を作成します。
- 国を選択すると、各年の値の関連トレンドラインが表示されます
- 選択した年を左下の象限に表示します
- 行の最初と最新の年をラベル付けします
- クリックすると選択した国にラベルが付きます
- 書式、ツールヒント、インタラクティブ性を一致させる
今回のテーマに対する
tamaball3個人主観での評価はこちらです!
実用性 | ★★★★☆(実用的) |
技術的難易度 | ★★☆☆☆(比較的基本的な要素で構成) |
tamaball3の完遂度 | ★★★★★(自力でチャレンジ完遂!) |
総合 | 比較的基本的な技術要素(”非表示”機能)で構成。 1つの散布図で2つのディメンションを選択しプロットできるチャート。チャレンジしてみる価値あり! |
tamaball3視点での技術的学びポイントをまとめます!
クエリパイプライン(非表示)
本テーマ回答の実装内容とは若干異なるのですが、私は今回のテーマを実装するにあたって、”非表示”の機能を使いました。
実装のポイントは以下のとおり。
2つの散布図を2重軸で重ね合わせているのですが、パラメータで制御する[year]と[Country]に合わせた以下の計算式を用意します。
計算式1:パラメータで選択したYearに合致するか?
計算式;パラメータで選択したCountryに合致するか?
これらの計算式をVizの「色」に配置し、色の凡例から”偽”を「非表示」に設定します。
この「非表示」機能は、DATASaberチャレンジのordの中でも学ぶ機能です。
クエリパイプラインでいうところの⑨非表示の部分にあたります。
Vizの処理として、各種フィルタや集計等の計算処理を実行したあと、その結果に応じた一部の内容を非表示にできる、実は便利な機能なのです。
引用:[Tableau Tips]Tableauの計算順序(クエリパイプライン)の覚え方と、もっと細かい情報
クエリパイプラインについて詳しく学びたい方は、上記引用サイトをご参照ください。
最後にtamaball3作成のダッシュボードになります。
WorkoutWednesday 2024 Week30の取り組みについて解説しました。
散布図の応用的な表現方法として、
1つの散布図で2つのディメンションを選択しプロットできるチャート。
これはさまざまなシーンで使える可能性がありそうですね。
では、次回の記事をお楽しみに!
また、お会いしましょう!