UK Unemployment Estimates — ロンドンの年齢別失業者トレンド【#MoM2026 Week12】

UK Unemployment Estimates — ロンドンの年齢別失業者トレンド【#MoM2026 Week12】

公開日: 2026-04-02
カテゴリ: MakeoverMonday

今週のお題

2026年 Week 12 のお題は「UK Unemployment Estimates(英国失業者推計)」。Makeover Monday が提供したロンドン市内の失業者数データを年齢グループ別に可視化しました。

データは 2003年〜2025年の四半期別推移を収録。16-17歳・18-24歳・25-34歳・35-49歳・50-64歳・65歳以上の6グループに分類されており、リーマンショック(2008-2010年)やコロナ禍(2020年)の影響を時系列で追うことができます。

作成したダッシュボード

Tableau Public で見る

工夫した点・こだわり

デュアルパネル構成
ダッシュボードを上下2段に分割し、上段に折れ線グラフ(年齢別トレンド比較)、下段に面グラフ(ボリューム感・構成)を配置しました。同一データを2つの視点で読み解けるため、「どの年齢層が動いたか」と「全体としてどれだけ増減したか」を同時に把握できます。

パラメータによるインタラクティブ性
「Select Unit(指標選択)」と「Select Base of Date(基準日選択)」の2つのパラメータを実装し、ユーザーが任意の基準時点を指定して比較できる設計にしました。基準日は黒の垂直線でビジュアル上に明示しています。

直近値の注釈
最新データポイントに「406,916.0」「200,636.0」のラベルを付与し、一目で現状値を把握できるようにしました。

使ったTableauの技術・Tips

複数ペイン + マークタイプの使い分け
上段ライン・下段エリアという2ペイン構成は、Tableau の「行シェルフへの複数メジャー配置」を活用しています。Tableau の公式ガイド『ビジュアル分析のベストプラクティス』では、連続した量的データには折れ線グラフが最適であり、構成・割合を示す場合には面グラフが補完的に有効とされています。この2種の組み合わせは同ガイドが推奨する”目的別チャート選択”の実践例です。

パラメータ + 参照線
Select Base of Date はパラメータアクションで制御し、DATETRUNC を組み合わせて参照線を動的に描画。これにより「任意の起点からのトレンド変化」を探索できるインタラクティブな分析体験を実現しています。

カラーエンコーディング
年齢層を色で区別する際、最も目立つ黒を「16歳以上全体(All Aged 16 Over)」に割り当て、他の年齢層は淡いトーンで配置。データストーリーテリングの原則として、最も重要なシリーズを前景化し、補助的なシリーズを背景化するアプローチを採用しています。

学び・振り返り

  • リーマンショック後の回復と、コロナ禍の急増という2つの歴史的イベントを同一ビューで比較できる時系列レイアウトの有効性を改めて実感
  • 面グラフは「量のボリューム感」を、折れ線グラフは「トレンドの方向性」を伝える。この使い分けをデュアルパネルで並置することで、読み手の理解が格段に深まる
  • 次回は年齢グループ間の比率変化(構成比の変化)を加えることで、さらにインサイトを引き出せそう

Tableau Public プロフィール: https://public.tableau.com/app/profile/tamaball38175/vizzes

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