【MoM解説】Engagement Ring Costs_2024w24
MakeoverMonday 2024 Week24の取り組み解説になります!
今回のテーマはEngagement Ring Costs
「婚約指輪のコストに関する実態」に関する調査結果ですね。
興味深いテーマです😀
テーマの概要は以下のとおりです。
- テーマ:婚約指輪のコストに関する実態
- 概要:
この記事は、婚約指輪のコストに関する実態を調査しています。一般的に「婚約指輪には3ヶ月分の給料を費やすべき」と考えられていますが、実際には多くの人が2週間分の給料を支出していることが明らかになりました。
Morning Consultが実施した調査によると、アメリカ人の中央値では年間の税引き前所得の約4パーセント、すなわち2週間分の給料を婚約指輪に費やしています。しかし、収入が少ない人々は2ヶ月分の給料を費やすことが一般的です。
- オリジナルダッシュボード
オリジナルダッシュボードの可視化のポイントとしては、
- 年収ごとの、婚約指輪のコスト(給与の何ヶ月分か示す)を棒グラフで表示
- 棒グラフのラベルとして、年収に対する割合のコストを表示
- デザインはシンプルな構成
といったところでしょうか。
このオリジナルダッシュボードをいかにMakeover(作り替えるか)するか?
オリジナルダッシュボードでは、各年収クラスが購入する婚約指輪の実際のコスト感が感覚的に理解しづらいのでは?
このように考えました!
そして、MakeOver後のダッシュボードがこちらです。
婚約指輪のコスト(給与の何ヶ月分か示す)を棒グラフで表示するとともに、実際のコストを指輪のアイコンの大きさで表現しました。
- 全体として、収入が高いほど支出も増加するものの、収入の割合としてはほぼ一定で、約4パーセントである。
- 低所得者層は、他の収入層と比べて、収入に対する婚約指輪の支出割合が高くなる傾向があります。
具体的には、低所得者層は婚約指輪に収入の約2ヶ月分を費やす傾向である。 - 実際に購入する婚約指輪のコストとしては、収入が多くなればなるほど高くなる傾向があるが、低所得層はその傾向に一致せずに一番高いコストとなっている。つまり、低所得者層は婚約指輪に対して、収入から相対的に高い割合の費用を支出する傾向がある
こういったインサイトをMakeOver後のダッシュボードから把握することができます。
今回のテーマに対するMakeoverの内容をまとめます!
Makeoverポイント
- 年収別の婚約指輪のコストに対して、3つの観点(給与の何ヶ月分、年収の何%か、実際の購入費用)でチャート上に表現する
デザイン
婚約指輪のアイコンを”形状”として利用すること、婚約指輪のコストを直感的に理解しやすくする。
Tableauテクニック
参照
MakeoverMonday 2024 Week24の取り組みについて解説しました。
参考になりましたでしょうか?
では、次回の記事をお楽しみに!
また、お会いしましょう!